消防

消防署の一日とは?表向きじゃない【本当】の24時間を紹介!

あにたろ

みなさんは消防署(出張所)での一日がどんなものか知っていますか?

今回は、自分が在職していた消防署での実際の勤務スケジュールを紹介します!


8:00 出勤!

勤務は 8:30 からやけど、着替えや準備があるので大体30分前には到着。

小規模な出張所なので3~4人で勤務します。

今日のメンバーは 「荒野行動」好きな係長と後輩、そして自分です


8:30 勤務交代!

コロナ禍だったので、反対番の人とは軽く引き継ぎをして、接触を避けながら素早く交代します。


9:00 荒野行動!

係長が 荒野行動を起動します

後輩も誘って、二人でミッション開始。

自分は車両点検、洗濯、雑務をこなす。

本来は雑務は後輩が主体でやるべきことやけど、ゲームをしているので自分が対応。

難しい係長なので正直助かってました。

広報活動や市民サービスに繋がる業務に行きたかったけど、色んな理由をつけて断られる。


11:30 昼食の準備!

ゲームで疲れた上司と後輩のために お昼ごはんの準備 をする。

基本的に 弁当持参 で、汁物は自分が作って振る舞うのが習慣。


12:00 昼休み!

上司と後輩は 再び荒野行動へ…!

他の出張所のメンバーにも声をかけ、オンラインプレイ。

自分は仮眠室で横になる。

夜間の救急対応に備えて、集中力を維持するために軽く仮眠。

特に機関員(運転手)だったので、必要以上に休息は意識してました。


13:00 業務再開

他メンバーは荒野で訓練を継続中。

自分は 危険物の資格勉強 をしたかったけど、警防室がゲーム部屋と化していたので、 仮眠室や食堂で勉強します。


14:00 救急出場!

田舎の出張所なので、1日に 0~3件 の救急出場がある。

上司:「ババァ呼ぶなや!○ね!」

とゲームを中断され叫びながら救急車へ乗り込む上司。


16:00 帰署 & 訓練

勤務時間中に 「錬成」「訓練」 という名目で運動が認められている。

上司と後輩は ランニング へ。

自分は室内で錬成(筋トレ)を実施。

後輩が戻らない(ゲームで戻れない)時は、自分が 夕食の準備 をする。


18:30 夕食!

ゲームの話ばかりで分からない😭


19:00~21:00 お風呂 & 雑務

順番に お風呂タイム

その間、自分は 雑務や試験勉強 をこなす。

上司と後輩は 荒野行動(以下略)


22:00 仮眠!

仮眠時間は 22:00~5:00

ただし、上司と後輩は夜遅くまで警防室で業務(荒野行動)を行います。

自分は早めに入ります。


5:00 早朝ルーティン

こっそり起きて コーヒーを飲みながらスマホをチェック。

覚醒してきたら夜間に他の部署が出た事案の確認作業もします。


7:00 上司を起こす

7時になっても上司が起きてこない場合は 起こしに行く。


8:00 朝食!

自分は軽食を作って食べてました。

メンバーによっては パンを持ってくる派帰宅後に食べる派 など、過ごし方はそれぞれ。


8:30 勤務終了!お疲れ様!

でも 消防職は歩合制じゃない ので、

  • 「仕事」をする人
  • 「荒野行動」をする人

給料は 同じ

30年前は 勤務中に酒を飲みながら麻雀をするのが当たり前 の時代。

20年前は釣り、麻雀、ボードゲーム

10年前はモンハン

それに比べたら 荒野行動なんて可愛いもん なのかもしれない

愛知の消防本部では卓球賭博してるのがバレて怒られた。

宝塚市も、恐らくパワハラきっかけの内部告発からゲームしてるのが露呈した。

多分どこの本部も似たようなもんですが、自分のように真面目な正義マンが匿名で通報して明るみに出る、と言ったことは今後珍しくなくなるかもしれない。


消防士を目指す人へ

消防士に憧れる子供は多い。

自分も 彼らのヒーローになりたかった けど、

現実はこういう職場環境。

これは 自分の職場だけが異常なわけではなく、多分珍しくない。

消防士を目指すなら…

強い意思を持ち、自分を律する人間 でないと、

「一日がゲームとマンガで終わる人間」になってしまう。


自分の葛藤

「ちゃんと仕事をしたい」市民サービスの向上」という誇りとやりがいを感じたいと思っていたけど、

「ゲーム部署」に巻き込まれた。

唯一の抵抗が 「一緒にゲームをしないこと」 だった。

今思えば、一緒にゲームしてた方が 人間関係は良好だったのかもしれない。

でも 自分のアイデンティティを否定することになる から、

「勤務中に荒野行動」だけはできなかった。

反省点はある。

それは、自分の職場が自分の考えるコンプライアンスとは異なる価値観を持つ職場だったということを受け入れなかったこと。
後から入ってきた人間が「これは間違っている」と組織改革を試みても、効果は期待できない。
在職中はその環境を受け入れ、組織のルールに従って振る舞い、早々に退職する。
もしそうしていたら、いわゆる「要領のいいヤツ」になれていたのかもしれない。

職務専念義務とか、そういう考えの押し付けを出来るほど強い人間じゃなかったしね。


これを読んで 何を感じたか、感想を聞かせてな!

あと誤解なきように、尊敬できる人もいっぱいいた職場ではあったで!

訓練や勉強好きな人もいっぱいいて、そういう人達と仕事するのは楽しかった!

ABOUT ME
あにたろ
あにたろ
30代の元消防士。歴15年。 自身の経験や感じたことを綴ります。 生きづらさを感じる人たちへ――。 私の言葉が、少しでも人生の助けになりますように。 身バレ防止の為、一部フィクションを交えて記事を書きます。
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